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働く人

「規律ある自由」の中で生まれた人事・評価制度。チャンスは誰にでも平等にある。

名古屋営業所 所長代理 / 西堀 元晴 さん

営業所の所長職となると、一般的には営業職からのキャリアアップしていくものというイメージがあるかもしれませんが、私が中途でこの会社に入社した時は保全職からのスタートでした。何の役職も持たない一般職から、今ではこうして所長代理という役職を頂くに至っています。歴史ある会社ではこうした人事というのは、経営者の鶴の一声で決まるところもあるのかもしれません。でもそういった人事・評価制度が今の時代に合っているかというと、決してそうではない。お客様のニーズに合わせてサービスが変わっていくように、組織が大きくなってきた今だからこそ、時代とそこで働く人に合わせた人事・評価制度が必要だと思っています。何より、私自身がこうして「評価される側」から「評価する側」へと変わっていくなかで、もっと公平で、もっとやりがいの持てる制度を整えなければという思いでいました。それが少しずつ実を結んできたところだと感じています。

また、当社の社風を一言で表すならそれは「規律ある自由」です。あらかじめ敷かれたレールの上をルールに沿って走るのではなく、個人のバイタリティに合った走り方をすればいい。そうすることでサービスも洗練されていきますし、技術も磨かれていくのだと思っています。私は先ほども申し上げた通り、中途での入社でした。その私が入社した当時と、現在とでは会社の規模は倍になっています。その成長の背景には市況に依るところもあるでしょう。ただ、経営陣が現場の声をシャットアウトしなかった。従業員の声にきちんと耳を傾け、市況に乗る経営判断をされた事が成長の要因でしょう。これは「規律ある自由」に繋がることで、従業員が自由に経営陣に発言できたこと、経営陣が無秩序にならずにきちんと統制したことがうまく作用した結果だと思っています。

今後のビジョンについてお話しさせていただきますと、会社の成長期である今だからこそ、人材育成に今一度注力したいと考えています。市況は確かに私たちにとって追い風です。リニア新幹線や都市の再開発などの国家プロジェクト、建物の老朽化に伴う改修工事など、建設の基礎杭工事を支える当社にはまだまだチャンスがあるでしょう。でもそれに甘んじるのではなく、最終的にお客様に私たちを選んでいただけるように、人材を育てていかなければなりません。重視したいのは「人間力」の部分。どんなに技術力があっても、最終的には人と人との信頼関係だと思っています。ですから採用においても素直・正直であるかどうか、前向きであるかどうかを見たいですね。経験や知識は大切ではありません。

「商品力」「組織力」そして「人間力」が私たちの強み。

営業部 課長代理 / D.T.さん

当社はとても営業しやすい環境にあると思います。まず一つが「商品力」。全周機と呼ばれる一台一億円以上する機材を現在50台以上保有しています。これだけの機材を揃える事はなかなか難しく、それだけ多くのお客様のニーズにも応えられるので、営業としての強みの一つと言えるでしょう。そしてもう一つが「組織力」です。私たち営業は、お客様との折衝を担っていますが、保全職の皆がしっかりと機材を整備して、安心・安全な商品を提供できているため、私たちのサービスが成立しているのです。同時にこの保全職との強固な連携が、お客様からの急なニーズに対しても即対応できている所以でもあります。また、その営業所で保有している機材の貸出状況によっては、お客様の急なニーズに応える事が難しい場合も出てきます。でも、当社の場合は全国の拠点とを結び、全社的に対応する事が可能。この組織力も当社の大きな武器なのです。私自身、前職では東証一部上場のメーカーで営業職を務めていましたが、これ程の競合優位性を持つ中建サービスなら営業しやすいと思いますよ。メーカー営業と違い、顧客先は限られますが、それだけお客様と深いお付き合いができるのも面白いところです。基本的に、モノを納めて終わりという営業ではありません。時にはお客様との交流の中で、プライベートな話題で盛り上がることもあり、長く良好な顧客関係性を築けるのがこの仕事の魅力です。

ゆえに、私たち中建サービスは「人間力」を重視しています。営業経験や業界知識を持っている方よりも、素直に人の言葉を受け止めることが出来る方や上昇志向を持っている方を積極的に採用しています。確かに、オリンピックや北陸新幹線などの開発でニーズは増え、市況的に追い風が吹いている中ではありますが、その先もずっとお客様から選んでいただけるように、じっくりと育てていきますので、やる気がある方はぜひ一緒に働きましょう。

職人気質だけでは生き残れない時代。資格取得の支援はもちろん、「人間力」を磨く教育にも力を入れています。

保全職 主任 / K.T.さん / 入社4年

前職では8年間、エレベーター関連部品の製造を手掛けていました。その時に手にした資格を活かした転職がしたいと思い、縁あって中建サービスに転職。入社時に最初に抱いた印象は、自分が思っていた以上に「大きいな」というものでした。まずは扱う機材のスケールの大きさ。九州・関西・関東に拠点をもつ組織の大きさ。業界内でも有数の機材保有台数を誇る資本力の大きさ。これらに驚いたのです。

私が現在担当しているのは「全周機(全周回転機)」という機材のメンテナンス。この機材は地面を掘っていくために必要なもので、鋼管(こうかん)という金属の管を回転させながら地面に押し込んでいく装置です。そして購入するとなると1億円前後するとても高価なものでもあります。ですがその一方で、とても繊細なのも全周機の特徴。メンテナンスにあたってはエンジンの構造・油圧の知識・電気制御の知識など、専門的な知識が求められます。これだけ複雑な機材ですから、勉強は欠かせません。

また、私は主任という立場ですから後進の育成も重要な職務の一つです。この業界は「仕事は見て覚えろ」という職人気質の人が多いですが、私たちはそんな指導はしません。ともすれば危険を伴うこともある仕事ですので、作業を教えるにしても、まずは説明をしてから少しずつ実践に入っていきます。加えて、当社は「人間力」の育成にも力を入れています。当社はその名前の通りサービス業でもあります。私たち技術職であっても、機械の整備や緊急対応で、お客様と接する機会も少なくありません。そんな時、会社の代表として恥ずかしくないように社会人としての振る舞いなどしっかり指導させて頂いています。何より、そうやってお客様と接する中で、お客様の要望に迅速に応えられたら、直接お客様から感謝される事も多いんですよ。そんなやりがいは前職では味わえなかったですね。

あとは技術職として自分の武器を増やしていけるのもこの会社の良いところです。例えば資格取得支援制度はその一つ。自分の意欲ひとつで、色んな資格に挑戦できるので、自分の力で自分の仕事の幅を広げていけるのは技術者として魅力的です。私も社会人としてそれなりに経験を積んできましたが、今が一番成長できていると思いますよ。

さらなる事業発展・顧客満足の布石として管理部門の立ち上げに関わる。

管理部門 / Y.Y.さん / 入社5年

40余年の歴史がある当社ですが、お客様のニーズに合わせてサービスを変化させています。今までは、顧客の要望に合わせて機材のレンタルを提案して参りましたが、今ではそこからさらに踏み込んだ提案をしています。例えば、物流。機材やその他の物品の輸送に4台のトラックを見積もっていたお客様に対し、無駄を見直したり荷の積み方を効率化させる事で3台のトラックで輸送できるようにアドバイスさせていただく事もあります。また、機材のレンタルだけではなく、お客様が現場で用いる「ボルト」や「ナット」、「ビニールテープ」や「マスク」といった消耗品も併せて提供・提案しています。お客様からすれば、ひとたび現場に入ってしまうと、これら備品の調達のためにわざわざ現場を離れるのは難しいもの。でも私たちが介在することで、リース機材だけでなくちょっとした備品も揃える事ができます。つまり、私たち中建サービスにご相談いただければ、現場で必要なものがある程度揃う…このようなサービスを目指しているのです。

そうした背景の中で、現在私を中心に立ち上げを目指しているのが「管理部門」です。先ほども申し上げた通り、お客様からのニーズは多様化していますし、私たちの提案の幅も広がっています。そして会社組織自体も大きく育って参りました。ですから、社内のリソースを管理して、適切に運用・提案・手配ができる「管理部門」の存在が必要になってきているのです。また、当社が機材のメンテナンスに用いる資材などを私たち管理部門が業者を通じて安く仕入れることで、コストカットを果たすこともできます。これは、最終的にはお客様に対して今までよりもお安く機材をリースできる事にも繋がるので、お客様にとっても私たちにとってもメリットがある事だと言えるでしょう。