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ヤリガイを感じる

教育

現代は「技術者は技術だけを学べば良い」という時代ではありません。それは営業職や内勤職でも同じこと。顧客のニーズが多様化する中、顧客から選んでもらい続けるサービスを実現するため、中建サービスでは社員教育に力を入れています。

社員教育への想い  
統括部長
近藤 弥恵さん

まず、社員教育についてお話しする前に、その背景となる現在の当社についてお話しをさせて頂きますね。現在、私達は組織の転換期の真っ只中にあると考えています。従来であれば強い牽引力を持ち、号令を掛けられる人がひとり居れば良かった。でも従業員規模・売上ともに伸び、さらに会社が大きくなっていく現在においては、各部署が個別に考えて行動していく体制を築いていかなければ組織が成り立たなくなってきていると感じています。商品管理課を立ち上げたのもその一環で、巨大化する組織を統制する役割を持った部署や人材を育てていく事が現在の私たちの課題だと考えています。

そこで重要になってくるのが「人間力」です。それは例えば、相手を思いやる事だったり、素直に人の言葉を聞く事だったり、誠実である事だったり、ごく当たり前の事かもしれません。けれど、例えば「保全」のような後輩に技術を伝えていかなければならない仕事の場合、その人がどれだけ優れた技術者だったとしても、人間として信頼できる人でなければ技術の伝承はきっとうまくいかないと考えています。ですから中建サービスでは、技術だけ身に付ければいいという教育はしていません。ぜひ人間力を磨いてほしいと思っています。

もちろん、そのための教育・研修も行っています。社内研修をはじめ、外部の研修も積極的に活用。人間力のトレーニングに注力しています。その人間力という土台の上ではじめて、技術や知識が価値を持ってくると考えているのです。